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私の妻はいつも大体私にいらついている。

私は家ではとても(外でもかな?)だらしない。服を脱ぎっぱなしにしたりしてよく妻に怒られる。

そして、そんな二人のやり取りを産まれた時から見てきた息子は、

私のことをしゃべりはじめるようになった頃から「デッテ」と呼ぶようになった。

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山形県庄内地方の方言なのだが、しかも擬音語的な。

「まったくも〜」みたいな意味だ。沖縄の方言だと「はっし」宮古島の方言だと

「はっしゃびよ〜」だろうか?

使い方としては「これちゃんとしまってっていったでしょ〜!!デッテ!」

みたいな感じだ。

きっと息子は私が毎日毎日、妻にこうゆうふうに言われていたから、

私の名前が「デッテ」だと思ってしまったのだろう。

だから私は今では家族の間では「パパ」でも「おとうさん」でもなく「デッテ」で通っている。

我ながらこの呼び名は気に入っている。

英語で書くと「Dette」だ。意味はないと思うが、なんかかっこよくね?

聞こえ方によっては「ダディ」と聞こえんでもないし、実際に外でそう思われたこともしばしある。

まぁ「デッテ」と呼ばれるくらいだから、私は家ではどうしようもない人なのかもしれない。

まぁでも父親なんて、どうしようもない人ぐらいに思われていたほうがこっちも気が楽だ。

昔の親父ってかんじで、デ〜ンとかまえて家族の大黒柱といったふうに奉られるようなのは自分には合ってないし。

どうしようもない人ですが、家事とかそうじとかけっこうやってると思いますよ〜。

なので、私は「パパ」でも「おとうさん」でもなく「デッテ」で十分だ。

どうせなら「I’m Dette」Tシャツでも作って毎日それを着てやろうかとも思っている。

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「デッテ」万歳!どうしようもない父万歳だ!

なんて書いていたらちょっと悲しくなってきた。

なんて、なんともない私の家での呼び名の話でした。