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さてさて、前回の続きということで、
私がそのブラック会社を辞めて〜編ということでまず、ここではブラック会社を辞めた経緯を書きたいと思います。

ターニングポイントになった、人との出会い


ブラック会社に勤めて二年目でしょうか?突然、新年早々新しく入社してきた人がいました。前職は大手の印刷機器メーカーの営業をやっていたかたで当時、35〜6歳だったでしょうか。

入社の際の自己紹介とその人の雰囲気に親近感を持ってすぐに私から話しかけて早く打ち解けたのを憶えています。

その人は営業出身ということもあり、本当に話好きな明るい人でした。

いままでに会社にいなかったような人だったこともあり、当然の如くその人を忌み嫌う人たちもいました。反対勢力とでもいうのでしょうか?その人は元来、裏表のない性格の人のようで思ったことはしっかりという人だったので、それをよしとしない人達からはあからさまに態度で嫌ってるってことを表されていました。
まぁ、自分はそんなの我関せずで、いつも通りみんなとは接していました。

突然、打診された転職の誘い


そんなこんなでその人が入ってきて半年ぐらいたったあたりでしょうか?
相変わらずブラックな残業体制は続いたままだったのですが。その人が突然、「会社辞めて新しい所で働く気ないか?」みたいな感じで会社の休憩ルームで2人だけのときに誘ってきました。
話を聞いた時は多分表面上は冷静を装っていたと思うのですが、内心めちゃめちゃビビってて「条件がよければ。」みたいな感じでいったのを憶えています。
そして、「わかった。」みたいな感じで、都合のいい日に仕事終わったら飲みにでも行こうみたいか感じになりした。

転職の条件を聞いた、仕事後の居酒屋


そして、その飲み会。そこにはその人と自分以外に同期で年齢は1つ下のT君も呼ばれていました。そのT君とは入社当初からずっと同じグループで気も合い仕事終わりにもよく飲みにいったりなど、公私ともに仲良くしていた仲でした。

実際に話を聞くとその人は新しく会社を立ち上げるとのことで、その立ち上げメンバーとして2人を引き抜きたいと率直に話してくれました。

私とT君はその場で答えは出さずに、よく考えて返事すると答えました。

若い二人が迷った末に出した決断


結論から言うと、その話を受けて立ち上げメンバーに加わったのですが、T君と2人で何度も話し合って私自身もすごい心の葛藤があった中での決断でした。最終的には「失敗してもいいから、自分たちがより成長できる道を選ぼう。」とどこかの自己啓発本に書かれているような言葉ですが、それが若い2人が若いなりに真剣に悩んだ末に辿り着いた答えでした。

当時、他の同期や先輩にも「絶対に失敗する。」とことごとく止められましたが、いまでも私はその選択にはなんら後悔していません。やっぱりそういった会社で悶々と毎日働いて、心も身体も削っていく中で日々、自問自答とでもいうのでしょうか?繰り返している中で「どっちに転んだって自分の人生。自分で100%選択したなら後悔はないじゃないか?」と導き出した、光明とでもいうような答えでした。

そして、そのブラック会社を辞めて新しい会社の立ち上げに参加するのですが、そこでは本当にまた価値のある経験をさせて頂いたのですが、その話はまた次回ということで。