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コードを書くというグラフィックデザイナーにとっての大きな壁


グラフィックデザイナーがウェブデザインの技術をはじめに習得する時に

やはり一番大きな壁が「コードを書く」ということではないでしょうか?

個人的には「デザインを考える」のと「コードを書く」ことは使う脳もちがうのではないかな?と思うぐらい別の技術のような気がします。

実際にグラフィックデザインの世界からウェブデザインの世界へ飛び込んだ自分の経験からもグラフィックデザイナーにとって「コードを書く」って言うのは、とてつもなく高いハードルなのではないのかな?と思います。

まず最初に本などを読んで勉強すると思うのですが、やはり使う脳がちがうのではじめのうちは中々頭に入ってこず、ある程度タグの名前や大まかな作り方がぼわ〜っと頭に入ってくる感じだ思います。(この時点では全然仕事で使える技術は習得できてないと思います)


実際に仕事でコードを書くという恐怖


そしてそこから仕事で実際に作業するとき、

コードをさわる、書き換えることが怖いと感じてしまう人も多いのではないでしょうか?実際に自分もそうでした。

自分の浅い知識でコードを触るとサイトデザインが崩れてしまうのではないか?

正しいタグを使ってないダメなコードになってしまうのでは?など。

でも大丈夫です。初めは崩れますし、適切なコードを選択できなかったり上手くはいきません。その上手くいかない所を修正して直しての繰り返しが上達への第一歩だと思います。

自分も本当に最初のころは四苦八苦しながら作業していました。でも仕事の現場でも本や検索をしながら作業にあたれるのがこの仕事のいいところなので、恐れることなくガンガンコードを書いていってほしいと思います。

覚えたてのころに職場に修正箇所など適切なアドバイスをくれる優しい先輩に恵まれるとすごくいいのでしょうが、私の経験上そんな先輩には巡り会ったことはありませんw

ものすごく厳しく間違いを指摘されて、「すいません、すいません」と言いつつ、焦りながらいつも作業していました。


経験から得られる崩れたときの対処法


ベテランの方でも修正段階では崩れたりすることもあると思います。

ただベテランの方はやはりいままでの経験のなかで崩れたパターンが頭でわかっているので、その経験の中から解決策を見いだしていくスピードが断然に速いです。

やはり、そういったことからもコードを書く技術の習得への一番の近道は失敗を重ねることかな?と思います。

頭でわかっているのと、実際に失敗して学ぶのとでは後者の方が確実に身に付きますから。

なので仕事で実践するまでにその失敗を自分のホームページ作成などでいっぱい繰り返しているとびびらずに作業にあたることができるかもしれませんね。

コーディングの練習のため、レンタルサーバーを借りてみたものの・・・


かと言って、追いつめられないとできないのも人間ですからね。

自分もウェブデザイナー駆け出しのころは先輩から

「とりあえず自分のホームページ作ってみたほうがいいよ」

とずっと言われていたのですが、レンタルサーバーだけ借りてWordpressなんかをインストールしてはみたものの、サイトのデザインをいじるまでにはいたらず、ずっと放置してました。


コードの書けないウェブデザイナー


なので最初のころは私はPhotoshopでデザインだけ作ってコードが書ける先輩にそれを渡すだけのWebデザイナーでした。

それでもやっぱり仕事していく中でHTMLとCSSを触る機会はやってくるので

仕事をふられて難しそうだなぁと思っても大体「できます」と見栄を切って

自分で自分を追いつめながら仕事の中で覚えていきました。

「できます」と言ってできなかったらめちゃくちゃ怒られるし、みんなに迷惑かけますからね。そう言っちゃった時点で結構必死になるんですね。

ただ、本当にどうにもできそうにないものは正直に「できません」って言ってました。

そういうチャレンジをどんどんさせてくれる職場なんかだと成長の度合いも違うかもしれませんね。(ベンチャーや小さい会社なんかはそう意味で色々やらせてくれるのでいいかもしれません)

少しでもコードの書き方を覚えると後は加速度的に技術を習得


そして面白いものでそうやって仕事の中で覚えてくると楽しくなって

自分のホームページも作りたくなるものなんですね。

なのである程度わかってくると家に帰っても自分で色々調べて習得していって

そこからは加速度的に技術を習得することができました。



なので、産みの苦しみではないのですが

最初の駆け出しのころの技術が身に付いてないときが一番苦しいかもしれません。

その一番最初でつまづくと習得できずにコードを書くのを諦めてしまったりするのかもしれません。

つまづかないコツとしては、やはり「あせらない(すぐに結果を求めない)」ことが大事かなと思います。

どうしても、習得の時間には個人差があるもの


もちろん習得の時間は個人差はあると思います。

それまでにある程度なにかしらプログラミングをやった経験のある人など、それこそ1日〜3日ぐらいで習得できてしまう人もいるのではないでしょうか?

ただやっぱり今までグラフィックデザイン一本で来た人がコードを書く技術を習得するには、結構時間がかかるんではないかな?と思います。自分自身コードが書けるようになったなと思えるようになったのはウェブ業界に入って3年ぐらいたってからでした。



その中であせらずにコツコツやっていけば必ず書けるようになると自分に言い聞かして、あきらめないってことが一番大事なのかな?と思います。

あとはつまづく、つまづかない関係なくもうそれをやるしか無い状況に自分を追い込むということも大事ですかね?

私のウェブデザイナーへの転向事情


自分の場合、印刷物の制作会社からウェブ制作会社に転職したので、その時点でウェブの技術を習得せざるおえなかったですし、逆を言えばウェブのことだけさせてもらえたので(それでも3年かかりましたがw)それがよかったかな?とは思います。

例えば、転職した会社が広告代理店の制作だったりしたらウェブ以外にも紙やCMの制作など色々やらないといけないので、もしこういった環境だったらコードを書く技術を習得するのはもっと時間がかかったのではないかな?(もちろん個人差はあると思います)と思っています。

まとめ(あきらめたら試合終了)


まぁ、それでもどんな環境であっても、あきらめなければ絶対に習得できると自分は思います。(あきらめたらそこで試合終了ですよby安西先生)

とにかく失敗を繰り返してなんぼです。とにかくおそれずに実践でどんどんコードを書いていってほしいです。

それが間違いなく自分の糧になりますから。

「失敗は成功のもと」ですからね。
わたしは、今までに、一度も失敗をしたことがない。
電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。

by トーマス・エジソン

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さてさて、前回の続きということで、
私がそのブラック会社を辞めて〜編ということでまず、ここではブラック会社を辞めた経緯を書きたいと思います。

ターニングポイントになった、人との出会い


ブラック会社に勤めて二年目でしょうか?突然、新年早々新しく入社してきた人がいました。前職は大手の印刷機器メーカーの営業をやっていたかたで当時、35〜6歳だったでしょうか。

入社の際の自己紹介とその人の雰囲気に親近感を持ってすぐに私から話しかけて早く打ち解けたのを憶えています。

その人は営業出身ということもあり、本当に話好きな明るい人でした。

いままでに会社にいなかったような人だったこともあり、当然の如くその人を忌み嫌う人たちもいました。反対勢力とでもいうのでしょうか?その人は元来、裏表のない性格の人のようで思ったことはしっかりという人だったので、それをよしとしない人達からはあからさまに態度で嫌ってるってことを表されていました。
まぁ、自分はそんなの我関せずで、いつも通りみんなとは接していました。

突然、打診された転職の誘い


そんなこんなでその人が入ってきて半年ぐらいたったあたりでしょうか?
相変わらずブラックな残業体制は続いたままだったのですが。その人が突然、「会社辞めて新しい所で働く気ないか?」みたいな感じで会社の休憩ルームで2人だけのときに誘ってきました。
話を聞いた時は多分表面上は冷静を装っていたと思うのですが、内心めちゃめちゃビビってて「条件がよければ。」みたいな感じでいったのを憶えています。
そして、「わかった。」みたいな感じで、都合のいい日に仕事終わったら飲みにでも行こうみたいか感じになりした。

転職の条件を聞いた、仕事後の居酒屋


そして、その飲み会。そこにはその人と自分以外に同期で年齢は1つ下のT君も呼ばれていました。そのT君とは入社当初からずっと同じグループで気も合い仕事終わりにもよく飲みにいったりなど、公私ともに仲良くしていた仲でした。

実際に話を聞くとその人は新しく会社を立ち上げるとのことで、その立ち上げメンバーとして2人を引き抜きたいと率直に話してくれました。

私とT君はその場で答えは出さずに、よく考えて返事すると答えました。

若い二人が迷った末に出した決断


結論から言うと、その話を受けて立ち上げメンバーに加わったのですが、T君と2人で何度も話し合って私自身もすごい心の葛藤があった中での決断でした。最終的には「失敗してもいいから、自分たちがより成長できる道を選ぼう。」とどこかの自己啓発本に書かれているような言葉ですが、それが若い2人が若いなりに真剣に悩んだ末に辿り着いた答えでした。

当時、他の同期や先輩にも「絶対に失敗する。」とことごとく止められましたが、いまでも私はその選択にはなんら後悔していません。やっぱりそういった会社で悶々と毎日働いて、心も身体も削っていく中で日々、自問自答とでもいうのでしょうか?繰り返している中で「どっちに転んだって自分の人生。自分で100%選択したなら後悔はないじゃないか?」と導き出した、光明とでもいうような答えでした。

そして、そのブラック会社を辞めて新しい会社の立ち上げに参加するのですが、そこでは本当にまた価値のある経験をさせて頂いたのですが、その話はまた次回ということで。

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独学で初めたデザインの仕事


私自身、元々はDTPデザイナーというか、ほとんどオペレーターみたいな感じで印刷やデザインを含めた広告業界に入りました。
美術系やデザイン系の学校や大学にも行かず、本当に素人同然で職業訓練校経由で広告業界に入ってきました。
その職業訓練校では特にパソコンの基礎、ExcelとWordの操作とビジネスマナーのみを習ったのみで、特にグラフィックソフトを使ってなんたらってのはやりませんでした。
それでも広告業界に入れたのは、独学でグラフィックソフトの操作をある程度習得したのと、その熱意と自分の若さがあったからだと思います。

とにかく最初はデザインの仕事に就くために必死だった


「残業は当たり前の世界だよ。」
と言われ、
「体力には自身があります!」
と言い切っちゃたあたりが、更に担当者の心をグッと掴んだんではないかと思います。今から考えると本当に思うつぼだなぁと思いますが、当時はデザインの仕事がしたくてもう必死だったので、仕方なかったと思います。

最初の三ヶ月は給料ゼロ


そして、入った広告業界。
最初の三ヶ月は給料なしで、正確には失業給付をもらいながら研修という形で広告データの作成の練習をしていました。しかし私は短期特例という失業給付のもらい方をしていたので、その頃は本当に給料なしでやっていました。それでも、この業界で働きたい一心で必死で練習しました。
そして三ヶ月が過ぎアルバイト扱いで入社させてもらい、本格的な仕事が始まりました。
初めは本当に簡単な仕事ばかりで、例えば当時はMacOS9からOSXへの移行時期だったので、OS9で作られた過去のデータはOSXではフォントがおかしくなるので膨大な過去のデータをひたすらOSXでフォント置換したりなど、もう本当に雑用の雑用ばっかりやらされてました。
そして半月も立たないうちに一日に2〜3時間残業するようになり、残業代でそこそこ稼げるようになりました。

研修期間後すぐに正社員に!


そして、翌月になって経理の方から「年金手帳持ってきて」と言われ、
その月から正社員になりました。今考えてみるとバイトで残業代を稼がられるより正社員にしたほうが会社側にとって都合がよかったからって間違いなく思いますが、当時は正社員になれて本当に嬉しかったのを憶えています。

正社員になってからの過酷な労働環境


そして、正社員になってからの日々は本当に地獄というか青春を捨てたと、いうか本当に過酷な日々でした。
残業、徹夜は当たり前で、もちろん残業代は僅かしか払われません。それでも沖縄の同年代では貰ってるほうの給料でしたが、その給料もストレス発散の飲み代などにほとんど消えてしまいましたし、報われない感じは否めませんでした。なんか、いま考えても本当によくやってたなぁ〜と思います。
そして本当に苦しかったなぁ〜って思います。あの苦しさがあったから今の自分があるとも思いますし、あの時間でどんだけ胃を悪くしたんだろうと悔やんでなりません。(2年後、健康診断で慢性胃炎と診断される。)

そうです。そこはブラックでした。


ブラック会社に勤めてるんだけど、もう限界かもしれない。を自でいく労働環境でしたね。

会社の上司にも恵まれず、あんなことやこんなこと(ちょっとこのブログて書くのは差し控えさせていただきます。完全に2chネタです。)、今では笑えますが本当に当時は笑えませんでした。

その会社の2chのスレを見ると今でもお腹が痛くなります。

そんなこんなでPart1はここらへんにしてまた次回、その会社を辞めて…編にいければと思います。
しぇば!

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