今、宮古島の有機農家さんで農業研修を受けています。
私は今、宮古島で農業研修をしながら生活をしています。午前中から3時ぐらいまではウェブの仕事をして、
そこから残りの6時までの3時間を研修の時間に当てています。
研修先は有機農業を宮古島で30年近くおこなっている農家さんです。
将来的に無農薬・無化学肥料で野菜を作るために研修をさせてもらっています。
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長年、農業をやっている方には「無農薬で野菜を作るなんて無理」なんて
人も多いのですが、現に私が研修を受けている農家さんは長年にわたり無農薬・無化学肥料の
野菜作りを宮古島で実践し、しかも美味しい野菜を作っています。
しかも、美味しくて日持ちもする。これは農薬・化学肥料に頼らずに野菜を作ったために
作物が本来持っている生命力が高められた結果といえると思います。
そもそも昔は農薬・化学肥料を使わないことが普通で、
農薬や化学肥料を本格的に使うようなったのは戦後の私たちのおじいちゃん世代から
始まっていったってのが事実だと思います。
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そうやって、農薬や化学肥料に頼った農業が一般的になっていった結果、
大量に工場のように効率的に野菜を作れるようにはなったが、
すべての味が均一で日持ちもしない野菜がスタンダードになってしまった。
それが真実だと私は思います。
でも戦後の社会はそうするしかなかった。それも真実です。
なんで私は今までの農業を批判することはしたくありません。
時代の流れ的に仕方なかったんだって思います。
国をあげて大量生産・大量消費に舵をとっていたのだから、
私だってこの時代に生まれていたらそういった農業をするしかなかったと思います。
そしたら、この時代に生まれた私はこれからどうするか?それしかありません。
私の考えは単純です。「自然味あふれる美味しい野菜が食べたい」
実はすべての始まりはそこのような気がします。私が無農薬・化学肥料を使わない
野菜作りを実践したいと思ったのも。
なんせ私、食べることが何よりも好きですから。
そして、美味しくご飯を食べるためには何よりも健康でなければなりません。
だから無農薬・無化学肥料そして田舎暮らしなんですね。単純でしょ。
それでいいんです。
シンプルが一番。
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